御加護を戴き安心立命

今年の寒参詣は七年振りの大雪と寒さの中、終盤を迎えようとしています。寒中教化成就を達成された方もおられるというのに、又しても私事の御利益談で恐縮ですが、教化に繋がる事を願うものです。

両膝関節尖症の手術を受けて三年も経とうとしているのに、皆さんから「手術して元気になって良かったですね」と声をかけられます。手術前二度と手術後一度の転倒をしましたが、左半顔がお岩さんの様に内出血したり、つい最近は右目の廻りがパンダの様に隈が出来たりしましたが、痛みは少々のみで骨折も出血もなく、病院へは行かずお洪水をガーゼに浸して、御題目で完治出来ると直感しました。

私の口癖の「御法様は決して悪い様にはなさらない。また御加護を頂いたわ」と感動し、不注意を反省させて頂きました。

 公的には両膝の手術で身体障害三級と要介護一級に守られて、リハビリと清掃を週一度受けておりますが、それにも増して近くに住む長男一家の嫁の存在が大きな支えになっております。日常的には買い物を自転車で届けてくれること、週五日間は入浴と夕食におよばれします。共働きの為、孫達の養育を続けて来た延長でもありますが。

 お講奉修の折も準備から当日休日であれば全面的に手伝って、後片付けまでしていきますので、「羨ましいわ」とお参詣の方々にも言って頂きます。

 このご信心に御縁がなかった迷い多い過去が、力強い御指南にもう迷いはありません。口唱修行によって、空中に於ける風の様に一切の障りを受けず、自分も他の人も安穏に安心立命の日々を送り、やがて土に帰ろうとお示しです。ありがたいみ教えに感動し、御本意に少しでも近づきたいと念じております。(A.T)

御教歌:あひ難き のりの縁に なぞもかく われひとりのみ なみだこぼるる


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