百本祈願で頂いたお教化

ありがとうございます。 昨年の9月のお話ですが、知り合いのご信者さんのお伴で、北海道までお助行に行かせて頂きました。そこで拝見したのは、本現寺さんの御住職をはじめ、ご信者の皆様の一生懸命にお助行に励まれるお姿でした。 

中でも、札幌・信廣寺所属の教化子さんは、筋ジストロフィーという難病と闘いながらも、他のご信者さんと一緒になって熱心に御奉公に励まれており、私を含めた参詣者一同、一生忘れられない体験をさせて頂いたと心の底から感動し、それぞれが信心改良を誓って、北海道を後にいたしました。 

東京に帰ってきた私は、なんとかお教化をさせて頂かなければ、御弘通のお役に立ちたいという思いが次第に高まって、百本祈願をさせて頂こうと思いました。

しかし、仕事をしながらの百本祈願は、寝る時間も殆どないような状態で、思ったよりも大変辛いものでありましたが、北海道で拝見した皆様の御奉公を思い出しては、心を新たにして、なんとか二週間で百本の御祈願を終えさせて頂きました。そんな私の百本祈願でありましたが、始めて三日目のことです。二年ほど前にお寺にお連れした恩師の方より突然お電話があり、なんとお寺に又連れて行って欲しいということでした。本当にビックリ致しました。 

又、このお話とは別に、職場の方で、恩師の方と同様に、以前お寺にお連れしたことのある方がいます。その方が、お供水さんを頂きたくて、夕看経の時にお寺にお参りをなされているということも、百本祈願をさせて頂いてからお聞きして、大変ビックリ致しました。お二人は、まだお教化にはなっていませんが、近いうちに何とかお教化をさせて頂きたいと思っています。 

最後になりましたが、百本祈願を終えさせて頂いた後、以前から正法帰入の御祈願をさせて頂いた友人に電話をして、お会いすることになったのですが、するとその彼女は、ちょっと前に転んで怪我をしており、又会社のことでも悩んでいるということを知りました。 

そこで、すかさずご信心のお話をさせて頂きましたら、彼女の方から『お寺に連れてって』と言われ、本当に驚きました。実はその彼女も、以前お寺にお連れしたことがあるのですが、ご主人がご信心には反対で、この時は入信には至りませんでした。 

今度こそ、このご信心で良くなって頂きたい、彼女の気持ちが変わらない内に早く何とかしたいと思って、私の教化親の石川さんに電話を入れ、お受持ちのお講師にもお願いして三人で彼女にお話をさせて頂きました。それから五日後に、無事御本尊奉安をさせて頂く運びとなりました。 

前回の6月にお教化させて頂いた時と同様に、驚きと感激のあっという間の奉安でした。これも、百本祈願のお看経のお陰、御弘通の思いを込めたお題目口唱の大変有難い事を改めて実感させて頂きました。御法様に心より感謝させて頂き、今後もお教化に気張らせて頂きたいと思います。ありがとうございました!(T.N)

平成22年度夏期参詣 信行体験談集「涌出」より


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