御供水さん

お初水本門佛立宗では、御宝前に朝一番にお水をお上げするお天目様と共に沢山のお水をお上げします。

日常、私たちが頂くお供水さんです。ここで私は習い損じの御懺悔の気持ちで話しさせて頂きます。 

私は昨年6月30日の夜からお腹が痛くなり、翌7月1日の朝になっても痛みは治りませんでした。その日は、お総講前に3日の日の日曜大会のリハーサルが一通り終わったので、タクシーで家に帰り近くの病院に行きました。盲腸かも知れないので、大きな病院で見てもらった方がよいと、K病院を紹介されました。入院検査の結果腸閉塞との診断でした。 

最初は手術が必要と脅かされましたが、結局手術は免れ、官を通す処置で対応する事になり、ホッと致しましたが、痛みはすぐ取れませんでした。10日位の入院とのことでしたので、御奉公の打ち合わせもあり、御講師に事のいきさつをご連絡致しましたら、すぐにお見舞いに来て下さり、「お供水さんを頂いている?」との第一声でした。私は頭をガーンと叩かれた思いでした。孫はよくお供水さんを頂いておりますが、自分はお天目を頂くくらいでした。 

考えてみれば以前病気をした時は良く頂きました。世間でも朝晩コップ一杯のお水は健康に良いと言われており、特にお供水さんの有難いことは人にも話し、自分でも解っているつもりでしたが、実際は日常生活でコップ一杯のお供水さんを頂くことを怠っていました。お供水さんは病気になったときに、一生懸命頂けば、病気を治して頂けるくらいに軽く考えていたのです。本当に反省をさせられました。 

連合内でも、お年寄りの方ですが長年介護疲れで調子が良くないといっていた方に、お役中さんがお寺からお供水さんをお持ちし、お供水さんの功徳の素晴らしいこと、またその頂き方もお教えし、病院で検査の結果、どこも悪くないといわれ喜んでいらっしゃったと言うお話しを伺いました。 

お供水さんは有難いということは解っていても、実際に頂いている方が意外と少ないのではないかと思います。これからはお供水さんを、しっかりと頂き毎日健康のお計らいを頂いて、尚いっそう御弘通御奉公に頑張りたいと思います。(S.H) 

御教歌     のんで見て 御利益を得て なる程と そこで薬の 第一をしる


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