竹の子

全国的に暖かい日が続いているようで、都内でも日中は25度を超え、夜になっても暑いくらいなので、私も自分の寝床から冬布団を片づけました。

乗泉寺の境内も、つい先日にようやく桜が咲いて春の訪れを喜んでおりましたら、それもこの陽気ですからまたたくまに散ってしまいました。四季のうつろいには別れもあれば出会いもあります。寂しげに見えていた裸の木々にも若葉が咲いて、境内が日に日に緑に包まれていく様子を今は楽しむことが出来ます。

ちょうど最近ですと、回廊沿いのツツジから次々と新しい花が咲いては枯れゆき、毎日違った顔を見せてくれます。地面に目を向けると、小さな小さな若芽が萌え出てくる姿を見つけられ、みんな頑張っているなーと感心したりします。

渋谷産の竹の子
それにつけても、乗泉寺には色んな植物が植えられておりまして、中でもこの時期の楽しみの一つに、霊堂前の竹藪があります。去年にはまったく生えてこなかった竹の子も、今年はわずかながら収穫が出来ました。

 

竹の子の素焼き料理屋さんを営むご信者さんのお宅にいくときにお土産として持っていきましたら、それを素焼きにして下さったので、シンプルに塩をつけて美味しく頂きました。

竹の子や山菜などの春の味覚というのは、その時期に食べてこそ本当のおいしさが味わえるモノですね。パックの竹の子も美味しいことは美味しいのですが、やっぱり取り立ての新鮮なものを食べてみると、香りの違いがよく分かります。

 

一口パクンとやると、竹の子の野性味あふれる香りがパーッと口の中にひろがって、さらに咀嚼すればするほど味わいが深まっていくので、食い意地の張っている私なんかは本当に幸せ一杯になってしまいます。

今、目の前にあるモノを感じるということは、人間にとって非常に大切な感覚だと思います。人間はウッカリすることが多いモノですから、昔にとらわれて今を見落としたり、空想にひたって今を置き去りにしたりしがちです。でも本当は、自分の目の前にあるものは、今しかないのではないでしょうか。自然とむかいあっていると、そうした根本のことを思い出させてくれるような気がします。自然は偉大だなあと本当に思います。

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