命は大事にしましょう

最近、毎日同じ通りを車で走っているのですが、人も、二輪車も、車も、交通法規が守られていないなと痛感しています。

自転車「信号をまもらない」
停止線をまもらない」
「すり抜け運転をする」
スピードの出し過ぎ」
「スピードの出さな過ぎ」
見切り発車」
「逆走」
駐車禁止区域無視」
無謀な車道の横断」 

などなどなど、挙げたらきりが無いのですが。特に、車の運転手の目線から言いますと、すり抜け運転が本当にコワイです。

以前、横断歩道に路上駐車している車を避けて信号待ちをしていた時です。ピストレーサーに乗った人が、私の車と路駐の車の間をすり抜けようとしたのですが、幅が狭かった為に不可能でした。というか、自転車も軽車両なのですから車と同じく信号待ちをしなければならないはずなのですが…

その人のとった行動は「私と路駐の車の横っ腹を蹴り飛ばして反対車線に飛び出して、更に信号無視して走って行った」というものでした。唖然としてしまいました。ちなみに、同じシチュエーションで車を蹴られた・叩かれた事が後2回ほどあります。

なぜ、あのような行動をしたのか、私にはわかりません。しかし、車に攻撃された以上に、すり抜け運転していたことと、さらに信号無視して横断歩道の歩行者に危険な行動をしたことを、ただただ恐ろしく思いました。

あの大震災以来、自転車乗りは増えたと思います。たしかに、便利です、自転車。しかし、道具というものはただ便利なだけでは無く、必ずマイナスの面も持ち合わせています。自転車で言うならば、「充分に人を殺せる道具と成り得る」ということです。

しかし、大多数のユーザーはそのことを自覚していないと思います。そして、
「危険な運転をすればその果てに必ず自分への危険が待ち受けている」
と言うことです。

これは、自転車に限らず、全ての乗り物にも言えますが。急ぎたいから、すり抜ける。待ちたくないから、信号無視してでも先に行く。そんな短絡的な考えの果てにあるのは、自分と他人を巻き込んだ交通事故しか有り得ないのです。

しかし、多くの人たちは、「いやいや、それは有り得るだろうけれど、私は平気だ」と簡単に考えているのではないでしょうか。

昔、とある漫画で、ライバルと戦う主人公が一方的にやらてしまい、そのライバルに投げかけられた言葉に、「おまえ、もしかしてまだ、自分が死なないとでも思ってるんじゃないかね?」というものがあります。

主人公は、戦いの中の現実をしっかりと見極めておらず、自分が勝てると信じている。その認識の甘さを、ライバルに突きつけられた、という台詞です。路上で歩く、走る、全ての人に問いかけたい事ですね。「どんな行動をしても、もしかして自分が死なないとでも思ってるんじゃないかね?」と

人間は、いつ何時なにがあるか解らない、一寸先は闇の人生を歩んでいるものです。だからこそ、「こんなはずじゃなかった…」なんて無責任な台詞を良く口にします。しかし、やはり未来のことは誰にも解らないことです。

だからこそ、「自分が危ないと思う行動は慎むようにする」「周囲を危険に巻き込むような行動も慎むようにする」ようにして、自分も、人も、お互いを大切にして尊重し合わなければなりません。そうすることで、お互いの大切な命を失わないように気をつけなければなりません。 

自分の行いが、周囲と自分にどのような影響を及ぼすのか、よく考えることが大切です。勝手な行いで傷つく人を見るのは、それはそれは嫌なものですよ?恨みや憎しみを生み出さないように、気持ちよくおでかけをいたしましょう!

最後に、先ほどのライバルキャラが言った台詞をもう一つ…
「今のおまえに足りないものがある …危機感だ」
何の漫画かわかった方は、教えてくださいねーw

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