認知のゆがみ part1

現代はストレス社会と言われて久しいですが、そもそもストレスが生み出される要因ってなんでしょうか?「原因は自分にあり!!」と言われてしまうと、私たちはますます落ち込んでしまったり、そんな相手に対して腹を立ててしまうものですが、とにかく自分を責めてばかりいては精神的にも辛くなってしまいます。

しかし、ストレスを感じてしまった時、心が晴れない時には、私たちの思い方、物事の受け止め方にも原因があるかも知れません。「認知のゆがみ」って言葉を聞いたことはありませんか?僕もつい先日遅まきながら新聞のコラムを読んで知りました。

「認知」とは、辞書で調べてみますと「外界にある対象を知覚した上で、それが何であるかを判断したり解釈したりする過程のこと。」という意味があります。心理学では「言語化された思考」という意味があるそうです。そんな考え方のクセから私たちの思考回路に歪みが生じてしまうことがあるそうです。

心理学では、この「認知のゆがみ」は10種類に分類されるそうです。本日はその中より5つを紹介させて頂きます。(他の5つは後日ご紹介させていただきます。)

①「全か無か思考」
ほとんどの問題は, 白か黒かのどちらかに決めることは出来ません。灰色や赤色、黄色や青色が存在するように、全ての事実というものは、それらの中間にあるものです。しかし、物事を見るときに「良いか悪いか」、「好きか嫌いか」、「0か1か」という2つに1つのの見方をしてしまうことを「全か無か思考」といいます。

普段は一歩引いて客観的に色々なモノの見方が出来ている人でも、ストレスが掛かった状況が長く続くと、知らず知らず思考パターンが狭まってしまいやすいようです。

②「一般化のしすぎ」
自分の思い通りにならないことや失敗することが続くと、「いつも決まってこうだ」、「自分は上手くいったためしがない」、「結局はこうなんだ」などとマイナス思考で物事をとらえてしまうということです。

本来、失敗は誰でも多くするものですが、このような考え方になりますと、たった一つの物事でも、イヤなことが繰り返し繰り返し起こっているように感じて、ネガティブな考えしかできなくなってしまうようです。

③「心のフィルター」
たった1つの良くないことにこだわってクヨクヨと悩み、他のことが頭に入らなくなってしまうこと。このような思考になると、良い情報を無視して、悪い情報ばかりを選んで取り上げてしまいまい、何事もネガティブに見てしまいます。

④「マイナス化思考」
単に良いことが頭に残らないだけでなく、何でもない事や良い出来事であっても悪い出来事にすり替えてしまうこと。例えば自分は能力がないと考えている人が、仕事が上手くいっても「これは偶然だ」と考え、仕事が上手くいかない時は、「やっぱり自分はダメなんだ」と考えてしまうことです。

⑤「結論の飛躍」
特に確かな理由もないのに悲観的・自分は良くないんだ・悲しいというような結論を一気に出してしまうこと。根拠のない決め付け型。破局的な判断型に分類されるそうです。

a. 心の読みすぎ:ある人が自分に悪く反応したと早合点して、決めつけてしまうこと。
b. 先読みの誤り:今の様子は確実に将来悪くなると決めつけること。

例えば、重い病気を宣告された時に、「これで人生は終わりだ!」と判断してしまったり、一度や二度の失恋で「もう私は死んだ方が良い」と考えてしまう。また、同僚や同級生、上司との間で失敗をすると、「もう自分は嫌われている」と決めつけてしまうことです。

以上、本日は「認知のゆがみ」より以上の5つのパターンを紹介させて頂きましたが、もし、頭の中でモヤモヤとしている時やストレスを感じている時は、この「認知のゆがみ」という思い方のクセに原因があるのかも知れません。

確かに自分に原因があるとは誰でも思いたくないものですが、やはり自分の考え方を変えていけば日常で起こる失敗も成功も明るく受け取れるものだと思います。私もつい「全か無か思考」になりやすい所があり、自分自身にストレスを与えたように思います。むむむ、反省です(>_<)

常日頃からこうした「認知のゆがみ」と真摯に向き合えるようになれば、より広い視点で物事が見つめられるのではないかと感じました。
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