一番愛しいもの

心の絆仏教説話にこんなお話があります。

コーサラ国のパセナーディ王はマッカリーという美し妃をめとって幸せな毎日を送っていた。

ある日、王妃に「この広い世の中で、あなたの一番愛しい者は誰であるか」と、なかば自分であろうことを期待してたずねた。

すると、「王よ、私にはこの世に自分より愛しい者はありません」と答えたのでびっくりしてしまった。

そこで王は釈尊に教えを求めたところ、「人のおもいは、いずこへもいける。されど、いずこへいっても人はおのれより愛しいものを見つけることは出来ない。それと同じに他の人びとにあっても、自己はこの上なく愛しいものである。おのれの愛しさを知るものは、他のものを害してはならない。」

と誡められて、よくよく考えれば王自身も、自分が一番愛しいことに気付いたというお話しです。

お釈迦様は誰でも自分が愛しいという人間の本音を見抜かれた上で、人間は共に相手の気持ちを傷つけず、ゆずり合い、助け合っていく必要性を説かれたのです。 

ある心理学者は「現代人はひとから愛されることを知っていても、ひとを愛することを知らない」といっています。 

人からの好意や親切は当然だと受け止めるのに、人を愛し奉仕することなど馬鹿馬鹿しいと、自己を中心に世の中が動いていると思えば、やがて独りぽっちとなって命を虚しくするばかりです。 

お互い私たちは、日常の御奉公を通じて「お互い様」という温かい気持ちを育み、御看経を通じて心の絆を深めましょう。人のために積極的な行動をすることで、人との交わりの尊さを知ることができます。信行御奉公の功徳で心の豊かさを広げたいものです。

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